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 15日に公開されたポケモン映画20作目「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」は素晴らしい感動作です。子供たちはもちろん、「ポケモン」が好きだった若者や大人たちにぜひとも見てほしい作品です。

 これまでの劇場版のような特別なことは、今回は起こりません。テレビアニメで何度も何度も見てきたような、ポケモンたちとの出会い、旅、成長、別れ、そして新たな冒険へ――ただそれだけです。でもそれがいい。「ああ、ポケモンってコレだよなー」としみじみ思わせる物語が終わり、いつもは冒頭に置かれるあのナレーションが映画のラストで流れ始めた時、あなたはきっと、これまでにない感動を覚えるでしょう。「ポケモンの数だけの夢があり、ポケモンの数だけの冒険が待っている!」という締めくくりの言葉が、こんなにすてきに響くなんて。そしてそのあとのエンドクレジットで、湯山邦彦監督から長年のファンへ贈る感涙もののプレゼントが待っています。

 私はここ数年のポケモン映画に危機感を抱いていました。内容イマイチ、興行も振るわず、作り手の熱意が冷めてしまってるのでは、という気すらしました。興行収入の数字を見てみましょう(日本映画製作者連盟発表資料より)。

 2016年「ポケモン・ザ・ム…

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