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 過激派組織「イスラム国」(IS)が最大拠点としたイラク北部モスルで、戦闘の巻き添えになった住民の緊急医療支援に奔走した日本人がいる。国際NGO「国境なき医師団(MSF)」の看護師、白川優子さん(43)。1カ月に及んだモスルでの活動を終え、朝日新聞の取材に応じた。

 白川さんは、戦闘の前線となったモスル旧市街まで約4キロの東部アル・タヒール病院に6月下旬から派遣され、手術室でイラク人看護師を指導。1日最大10件の手術に立ち合った。

 MSFはISの支配から解放された今年3月から同病院で活動し、これまでに1千人以上に救急医療を施した。前線近くで銃弾や爆発で傷ついた人のほか、解放地域でIS戦闘員の自爆攻撃に巻き込まれた人も運ばれてきたという。

 ISに捕らえられて脱出できず、負傷から時間がたった患者も目立った。26歳の女性は長い間、骨折の治療も食事もできず、命からがら逃げてきた。「栄養失調で骨と皮のように痩せていた」。夫と4人の子どもを亡くし、自分の片足を失った50歳の女性は麻酔から目を覚ますと「死にたい」と泣いて訴えたという。

 ISが支配下に置いた病院に通…

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