【動画】近江上布と奈良県三郷町の雪駄をコラボレーションさせた新しいデザインの履物=大野宏撮影
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 滋賀県愛荘町の麻織物「近江上布」と、奈良県三郷町(さんごうちょう)の雪駄(せった)を組み合わせた商品が完成した。近江上布を鼻緒に用いた、デザイン性豊かな雪駄。地場産業同士のコラボ(協力)で、若い世代にも伝統産品の良さをアピールしている。

 愛荘町を含む滋賀県湖東地域は江戸時代から麻織物「近江上布」が生産され、国の伝統的工芸品に指定されている。生駒山麓(さんろく)の三郷町は、江戸時代から草履や雪駄など鼻緒のついた履物の生産集積地で、最盛期には全国の約8割を生産していたという。

 両者の出会いは、昨年10月に関西空港で開かれた関西産業観光博覧会。近江上布伝統産業会館と、三郷町で新しい雪駄を開発している「DESIGN SETTA SANGO」がともにブースを出展した。お互い「何か一緒にできそう」と話が盛り上がり、博覧会終了後に三郷町側の星田和彦代表(41)らが同館を訪れた。

 目を留めたのが、販売していた…

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