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 シャープは18日、中国の家電大手ハイセンスが米国で販売しているテレビについて、シャープの特許を侵害しているとして、米ニューヨーク州南部地区連邦地裁に提訴したと発表した。シャープは、製品の製造・販売の差し止めや、損害賠償を求めている。

 提訴は米国時間17日(日本時間18日)付。シャープ側は、ハイセンスが同社ブランドで製造販売している一部のテレビに、シャープの無線LANに関する特許技術が無断で使われていると指摘。このことを、ハイセンスが故意に放置していると主張している。

 シャープは2016年、シャープブランドのテレビの米国などでの販売権を、ハイセンスに譲渡した。シャープはこの販売権を買い戻す計画だが、交渉が難航している。シャープはハイセンスに対し、低品質のテレビをシャープブランドを使って販売しているとして、販売差し止めを求める訴訟も、米国で起こしている。(岩沢志気)