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 1989年の中国・天安門事件の学生リーダーで台湾で暮らすウアルカイシ氏(49)と、イラン出身のノーベル平和賞受賞者、エバディ氏(70)が18日、台北市内で記者会見し、亡くなった中国の人権活動家、劉暁波(リウシアオポー)氏の妻劉霞(リウシア)氏(56)の中国からの出国実現を訴えた。

 劉氏の死について、ウアルカイシ氏は「彼を記憶し続けることは、圧政に抵抗する、最も謙虚で最も大切な力を私たちにもたらす」と語り、妻の出国については、「中国側は内政問題と言うだろうが、彼女を救うために圧力をかけるべきだ」と訴えた。

 2003年に同賞を受けた弁護士のエバディ氏は「亡くなった7月13日を『劉暁波の日』と定め、言論の自由と民主主義のために命を犠牲にした彼を忘れずにいよう」と呼びかけた。

 記者会見は、国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)の東アジア支部が台北に開設されたのに合わせ、同団体が開いた。(台北=西本秀