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(18日、楽天5―1日本ハム)

 楽天の辛島航が地方球場でまた勝った。「何とか粘れたんでよかったです」。函館での日本ハム戦に先発し、6回を被安打4で、失点はレアードのソロ本塁打だけ。これで今季7勝のうち、4勝が地方開催(大宮、秋田、弘前、函館)での白星だ。

 この日は左翼から右翼へ強い風が吹いていた。「だから、レフトに打ってもらおうと」。左打者に対しては最初はインコースを突いて、勝負球は外。一発が怖い大谷も、「ホームランじゃなければいい」と大胆に攻めて、無安打に抑えた。

 各球団の本拠と比べると、地方球場はどうしても設備面で劣るため、苦手とする選手は多い。「まあ、適当にやってます」と辛島。移動日だった17日の行動を報道陣にたずねられると、「イカ食べました、イカ。教えてもらったので」。その土地土地を楽しむ姿勢も、強さにつながっているのかもしれない。

 リーグ戦も後半戦に入り、今季の地方開催は残すところ9月5日、富山での日本ハム戦だけになった。「外で強いのはありがたい。地方はもうそんなにないもんね。富山も準備させときますわ」と梨田監督。早々に先発起用を宣言した。(山下弘展)

 ○梨田監督(楽) 勝ち越しは球団最多タイの27に。「今、ギリギリでやっている。勝つことに越したことはないが、そんな意識はない」