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 九州北部豪雨で車を失った被災者を支援しようと、一般社団法人「日本カーシェアリング協会」(宮城県石巻市)が、軽乗用車の寄付を呼びかけている。25日からは希望者に対し、無料での貸し出しを始める。

 同協会は東日本大震災後の2011年夏に活動を開始。仮設住宅に住む被災者やボランティア向けに車を共有するカーシェアリングに取り組む。昨年の熊本地震でも約40台貸し出した。

 募集する車は、登録手続きが早く済み、女性や高齢者も運転しやすい軽乗用車に限定する。車検まで3カ月以上あることが条件で、目標は約30台。これまでの活動では、廃車や下取りの機会に個人が寄付することが多かったという。

 一方、貸し出し希望者も募っている。無料貸し出しの期間は今月25日~9月30日。希望者に先着順で1台ずつ貸し出すが、複数人で共有して使う場合は優先するという。

 代表理事の吉沢武彦さんは15日から福岡県内の被災地に入って現地調査した。「家に戻れず、車の状態を確認できない人もいた。買い物も片付けも車がないと難しい。生活再建の支援を一緒に応援してほしい」と呼びかけている。問い合わせは同協会(0225・92・7821)。(小川直樹)