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 日本人の平均寿命の延び方に都道府県間で差が生じている。東京大や米ワシントン大などのグループの研究で、最近25年間で最大1・6年の差が出ていることがわかった。原因は判明しておらず、今後も研究を続けていくという。19日付の英医学誌ランセット(電子版)で発表した。

 東大国際保健政策学分野の渋谷健司教授と野村周平助教らは、国の人口動態統計を元に最新の統計手法を用いて平均寿命を算出。ほかにも様々な健康についての指標を都道府県ごとに算出して比べた。

 研究によると、日本人全体の平均寿命は2015年で83・2歳。1990年の79・0歳から4・2年延びた。都道府県ごとにみると、佐賀と滋賀で4・8年と最も延び、和歌山、福岡、大分が4・7年で続いた。一方、沖縄は3・2年、山形は3・3年にとどまった。最も平均寿命が長い県と短い県の差も、90年の2・5年から2015年には3・1年に拡大していた。

 年齢構成の違いを除いた「年齢…

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