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 国土交通省国土技術政策総合研究所と建築研究所は、新潟県糸魚川市で昨年12月に起きた大規模火災の原因となった飛び火は、屋根瓦の隙間から火の粉が入ったことによる可能性が高いと発表した。防火対策を壁や窓に施せば、被害を大幅に減らせることもわかった。

 両研究所は当時の映像などから、延焼した146棟のうち少なくとも15棟で屋根へ飛び火して、屋根付近が燃えていたのを確認した。大半が1930年代にできた古い木造建築だった。当時の瓦は形が不均一で間に隙間ができていた。そこで古い瓦を使い当時の瓦屋根を再現し、風洞実験施設で火災の時と同じ風速10メートルの風を送って火の粉を吹き付けた。すると、実験開始から数分で瓦の下の木材が燃え始めたという。

 すべての建物の外壁に燃えにく…

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