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 米アラスカ州南部のバルディーズで、陸の氷河が地球温暖化で後退しつつある。地球全体で海面上昇し、沿岸の海岸浸食や高潮被害を大きくしたり、生態系へ影響を及ぼしたりするおそれが懸念されている。

 アラスカ湾の奥、バルディーズ港に面したコロンビア氷河。標高約3千メートルの山岳地帯から始まり、最後が海で終わる「潮間氷河」の一つ。1980年以前は全体で約66キロあったが、米航空宇宙局(NASA)の観測では、過去30年で海側の端が20キロ以上北へ後退していると判明、量も約半分になったという。(バルディーズ=小坪遊)