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 滋賀大会は12日目の23日、準々決勝4試合があり、4強が決まった。第1シードの彦根東はコールド勝ち。水口東と水口、近江はそれぞれ相手を零封して接戦を制した。水口東は初の4強入り。24日は休養日となり、準決勝の彦根東―水口、水口東―近江の2試合は25日、皇子山球場である。

■堅田粘った 堅守キラリ

 堅田が堅い守りで、近江を苦しめた。

 八回の守り。1死二、三塁。ここまで1点でしのいできた。相手はここまで犠打を多用してきた。この場面でスクイズが来る――。捕手の山口海吏君(2年)は、打者の様子を注視した。打つそぶりが見えない。3球目。外角に大きく外すよう、好投を続ける九谷瑠君(3年)にサインを出した。読みは当たった。打者が飛びついてバットにあてようと試みたが、球はミットの中へ。三塁走者をアウトにとると、バッテリーでグラブとミットをぽんと合わせた。山口君は「思いきって判断した。うまくいってうれしい」。直後に適時打を打たれたものの、後続は退けた。

 堅田は、2回戦で無失策とするなど、今大会3試合で随所に堅実な守備を見せてきた。この日も一回無死二塁から、投手前のバントを素早く処理。走者を三塁でアウトにし、相手に傾きそうな流れを止めた。新チームになってから何度も想定して練習した場面だったという。

 九谷君は「勝ちたかったけど、自分たちの野球はできた」。悔しさをにじませながら話した。(北川サイラ)

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