[PR]

 警察庁は25日、2017年版の警察白書を公表した。交通安全対策を特集し、政府が掲げる「20年までに年間の交通事故死者数を2500人以下とする」との目標達成は現状のままでは困難としている。

 白書によると、交通事故による死者数は減少傾向にあり、昨年は3904人と67年ぶりに3千人台となった。ただ、減少幅は縮小傾向にあり、事故の原因を科学的に分析し、地域の実情にあった対策を講じる▽児童や高齢者にそれぞれの特性に応じた交通安全教育を推進する――が目標達成には不可欠としている。

 また、事故減少への貢献が期待される自動運転については、国際条約との整合を図りつつ、技術開発の進展に合わせた対策を取る必要があると指摘。その上で法制度面の検討を進めるとした。