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 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題について、安倍晋三首相や側近が24日、衆院予算委員会の閉会中審査で答弁した。学部新設への首相官邸の関与の有無が焦点だが、首相側近は「記憶がない」などと繰り返し主張。その一方で、主張の裏付けについては「記録がない」といった答弁に終始した。

 予算委では、関与を指摘された首相官邸側の2人が答弁した。

 前川喜平・前文部科学事務次官と昨年9月に面会し、「総理は自分の口からは言えないから、私が代わって言う」と述べたとされる和泉洋人・首相補佐官は、これまで面会自体を「(面会)記録が残っておらず、確認できない」としていた。だが、この日の質疑では「当時のことを思い起こした」とし、前川氏と面会したこと自体は認めた。

 しかし、発言については「こんな極端な話をすれば記憶に残っている。そういった記憶はまったく持っていない。したがって言っていない」と強く否定。民進党の大串博志氏が「言わなかったのか、言った記憶がないのか」と確認したのに対し、和泉氏は「記録が残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないわけだが、言わなかったと思う」とも述べた。一方、前川氏は「私の記録と記憶に基づいて」と述べ、和泉氏と面会した日時や当時のやりとりを詳しく語った。前川氏は、虚偽の発言をすれば偽証罪に問われる証人喚問にも応じる考えを示している。

 また、民進党の今井雅人氏は、柳瀬唯夫・経済産業審議官が首相秘書官在任中、加計学園が獣医学部新設を予定していた愛媛県と今治市による国家戦略特区への申請の2カ月前の2015年4月、首相官邸で今治市職員と面会したのではないか、と指摘した。

 同市の文書には、「獣医師養成系大学の設置に関する協議」として、同市職員が官邸を訪れたと記録されている。民進の玉木雄一郎氏は「総理の側近が、市の職員と直接会うなんていうのは特別扱いだ」とただしたが、柳瀬氏は「お会いした記憶はない」と繰り返し、「会ったという記録は、特にとっていなかった。手帳も含め、どなたとお会いしたとか一切書いたことはない」とも語った。

 今井氏は「文書がきっちり残っ…

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