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 財政危機に見舞われていたギリシャ政府は24日、5年物の国債を発行すると発表した。国債発行は2014年以来3年ぶり。欧州連合(EU)のユーロ圏各国や国際通貨基金(IMF)からの支援継続のめどがつき、国債の流通利回りが下がる中、自力で市場から資金調達できると判断した。

 ギリシャをめぐっては6月、ユーロ圏各国が85億ユーロ(約1兆1千億円)の追加融資を決定。支援を見送っていたIMFも今月20日、条件付きで約16億ユーロの融資を再開する方針を承認し、ギリシャ国債が債務不履行になる懸念が後退した。

 ギリシャは09年、財政赤字隠しが発覚。国債利回りが急上昇して財政危機に直面し、EUなどから支援を受けた。財政改革が軌道に乗り出した14年に国債を2度発行したが、その後発足した政権が支援の条件となる緊縮策に反対するなどしたため、国債利回りが再び上昇。投資家が集まらないとみて国債発行を見送っていた。(ロンドン=寺西和男)