山形県を訪問している皇太子さまは28日、天童市で開かれた全国高校総合体育大会(インターハイ)の総合開会式に出席した。あいさつで「厳しい暑さの中、体調管理に十分気をつけられ、日頃鍛えた力と技を発揮し、お互いに友情を育むとともに、地域の方々とも交流を深め、高校生活の良い思い出をつくってください」と語った。

 あいさつの冒頭では九州北部の豪雨災害に触れ、「亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、ご遺族と被災された方々にお見舞いを申し上げます」と述べた。

 また、同市内の宿で、開会式や大会の運営に携わった高校生と交流。東日本大震災で被災した宮城県や福島県の高校生を「震災の時は大変でしたね」などと気遣った。

 天童市将棋資料館も訪問し、駒の制作や小学生らの対局の様子を視察した。天童市と昭和天皇の関わりについて話す男性に「昭和天皇と将棋をしたことがあります」と話していた。(緒方雄大)