[PR]

 東証1部上場の機械メーカー「不二越(ふじこし)」(富山市)の本間博夫会長が「富山で生まれ育った人は極力採らない」との趣旨の発言をした問題で、本間会長は25日、同社のホームページで「発言の一部に不用意で不適切な表現があった」と謝罪した。

 同社経営企画部によると、発言が報道されてから多くの意見が寄せられ、本間会長が自ら謝罪することにしたという。

 本間会長は今月5日、富山市内で開いた中間決算の記者会見で「富山で生まれて地方の大学に行った人も極力採らない。(同県出身者は)閉鎖された考え方が強い」などと発言。富山県や富山労働局などが「公正・公平な採用に関して懸念を生じさせかねない事案」などと批判していた。

 一方、同社は、全従業員のうち富山県出身者が約8割を占めることなどから、発言は人材の多様化を目指すことを表明する狙いだったと説明していた。(松原央)