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 車を制御するコンピューターを自分が用意した別の機器にすり替えてエンジンをかけ、そのまま走り去る新手口の窃盗に、どう対処すればいいのか。

 日本損害保険協会は、複数の防犯策を組み合わせる「プラスワン対策」を勧める。イモビライザー、ホイールロック(タイヤ固定装置)、衝撃や振動をセンサーで感知して警報音を鳴らすカーアラーム、防犯カメラ、見通しがよく明るい場所への駐車などを組み合わせれば、盗む手間がかかり窃盗団は嫌がるという。

 警察庁が防御策として有効とするのはハンドルロックだ。金属製の棒をハンドルに取り付けると専用の鍵で外さないとハンドルが回らず運転できない。積み替えでエンジンをかけてもこのままでは逃走できない。自動車用品店で売られているのは2千~5千円が主流だ。警察庁生活安全局の担当者は「様々な防犯策を組み合わせることで、盗みを思いとどまらせる効果がある」と話す。(大部俊哉、長谷川健)