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 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の部隊が作成した日報問題で、稲田朋美防衛相は27日、引責辞任する意向を固め、安倍晋三首相に伝えた。陸自の岡部俊哉陸上幕僚長も辞任する意向を固めており、黒江哲郎防衛事務次官も交代は必至の情勢だ。防衛省は28日、日報問題をめぐる特別防衛監察の結果を公表する。

 稲田氏は、首相が「将来のリーダー候補」として重用し、自民党政調会長などを経て昨年8月の内閣改造で防衛相に就任した。だが、日報問題をめぐる混乱や自らの言動など防衛相としての資質が再三にわたって問題となり、野党は罷免(ひめん)を要求。そのたびに首相がかばってきたことから、今回の引責辞任で首相の任命責任も問われそうだ。

 政府関係者によると、稲田氏は27日夕、首相官邸で首相と約30分間会談した際、辞意を伝えた。防衛相として実施を指示した特別防衛監察の結果がまとまり、日報問題には一定のメドがついたと判断し、辞任を決断したとみられる。首相も、8月3日に行う内閣改造に合わせて交代させる考えだったが、世論の批判の高まりもあり辞任を受け入れたようだ。

 問題となった日報には昨年7月…

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