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 中国国営新華社通信によると中国鉄道当局は27日、北京と上海を結ぶ高速鉄道の「復興号」が、9月中旬から時速350キロで運転をするとの見通しを明らかにした。現在、高速鉄道の最高速度は300キロ。2011年に浙江省温州市であった事故を受け減速していた。報道によると、当局は高速化について「安全性の問題はない」と判断したが、懸念を打ち消す努力が求められそうだ。

 かつて中国の高速鉄道は北京―天津間などで最高時速350キロで走っていた。だが、11年7月に浙江省温州市で追突・脱線事故が発生し、200人以上の死傷者が出たため、最高速度を300キロに落としていた。

 350キロでの運転となる復興号は6月26日に運行を始めたばかり。習近平(シーチンピン)国家主席が唱える「中華民族の偉大な復興」にちなんだ名前と言われる新型新幹線で、試験走行で時速420キロを達成していた。350キロでの運転が実現すれば、北京―上海間を現在より1時間以上短い、4時間30分程度で結べるようになる。(青島=福田直之)

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