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 愛知県一宮市で昨年10月、信号機のない横断歩道を渡っていた下校途中の則竹敬太君(当時9)が、スマートフォン用ゲームアプリ「ポケモンGO」をしながら運転していた男のトラックにはねられて死亡した現場に、信号機が設置された。新学期を控えた31日、光がともされ、運用が始まった。

 県警が設置した信号機は押しボタン式で、費用は約200万円。地元町内会が事故後、県内外から集めた信号設置を求める約1万1千人分の署名を県警に提出。県警も現場を点検して信号機が必要とみて検討していた。

 則竹君の父・崇智さん(47)も同日夕に現場を訪れ、「信号機がついたことで、より交通安全意識を持ってもらえたら。ただ、いまだに『ながらスマホ』運転はなくなっていない。意識を持ってハンドルを握ってもらいたい」と話した。

 事故は昨年10月26日に発生。市道交差点の横断歩道を渡ろうとした則竹君がはねられ死亡した。運転手の男は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の罪に問われ、今年3月に禁錮3年が確定した。