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 学校の部活動の移動手段として無許可で営業目的のバス「白バス」を運行していたとして、東近江市のレンタカー会社と同社代表取締役の男性が6月に書類送検された事件を受け、県教育委員会が県内の市町立中学校、県立高校など計163校を対象に、昨年度、運転手付きで同社の「白バス」を利用していたかどうかを調査した。中学校は東近江市9校、彦根市6校、近江八幡市4校を含む10市町32校、高校3校の計35校が利用していた。

 件数では、県内移動400件、県外移動81件の計481件に上った。県教委保健体育課によると、利用の経緯を「前任の顧問から引き継いだ」「他校の顧問、他部の顧問をしている同僚に聞いた」などと回答し、違法性の認識が薄い人が多く、料金が安いという口コミが広がっていた実態が浮き彫りになったという。同課の担当者は「今回の利用実態も踏まえ、指導を徹底していく」としている。(岡本洋太郎)