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 政府は1日、東日本大震災や原発事故の教訓などを後世に伝える国営の追悼・祈念施設を福島県浪江町につくることを閣議決定した。2020年度までの設置を目指す。大震災にまつわる国の追悼施設は岩手県陸前高田市、宮城県石巻市に続き3カ所目。

 建設予定地は、東京電力福島第一原発から約6キロ北の地区。原発事故で出された避難指示が今年3月末に解除された。福島県は浪江町と、隣接する双葉町にまたがる約10ヘクタールに、復興祈念公園を国費で建設する計画で、今回の国営施設は公園内に建設される。双葉町には、県が原発事故の教訓を世界に情報発信するためのアーカイブ拠点施設をつくる。

 浪江町も津波被害を受け、直接死は約150人に上った。その後の長期にわたる避難で健康が悪化するなどし、406人が震災関連死に認定されている。

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