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 1968年に4人を射殺した永山則夫・元死刑囚が、97年に刑を執行されてから1日で20年。元死刑囚が獄中結婚した女性と交わした手紙のやり取りを、北海道新聞記者の嵯峨仁朗さん(57)が「死刑囚 永山則夫の花嫁 『奇跡』を生んだ461通の往復書簡」(柏艪舎〈はくろしゃ〉)にまとめた。元死刑囚が手紙を通じて愛を深め、心境を変化させていく様子が浮かび上がる。

 永山元死刑囚は19歳だった68年に東京、京都、函館、名古屋で計4人をピストルで射殺し、97年8月1日に死刑が執行された。

 米国在住だった和美さん(61)は、一審で死刑判決を受けた永山元死刑囚の著書を読んで感銘を受け、24歳だった80年4月に手紙を送った。そこから日米間での文通が始まる。

 「私は、殺人者のあなたをも受けいれています。殺した罪は許せない。悪い、悪い罪です。なのに、なのに、あなた自身を愛せているミミです」(和美さん)

 「ミミからの二通の手紙を受け取りました。読んだあと、事件のことを忘れるくらい幸福感がありました。『オレにも、人としての感情があるのだな』と強く思わせてくれるものでした」「ミミが愛をおしえてくれた人なのです」(永山元死刑囚)

 その後、来日した和美さんと8…

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