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(1日、広島4―3阪神)

 際どいコースはファウルで逃げて、10球目。広島の会沢は「三振だけはしないように」と低めの変化球を左手一本で拾った。3点リードの四回1死一、三塁。しぶとく三遊間を破った。次の1点が大事な展開で「粘り強くいけました」。大きな追加点を挙げた。

 首位を独走するチームの大きな強みは、攻撃力だ。チーム打率2割8分は、2位を3分近く引き離し、断然のトップ。この夜の先発には、試合前の時点で3割打者が5人も名を連ねた。加えて2割台後半の打率を残している会沢が、8番に控える。アウトを計算できる打者は投手しかいない。

 2日も広島が勝ち、現在3位のDeNAが敗れると、広島に優勝マジック「36」が点灯する。

 ○緒方監督(広) 野村について「真っすぐの強さは感じなかったけど、両サイドに投げきれていたんじゃないかな」。

 ○野村(広) 「早いうちに得点してもらったのに、長い回を投げられず悔しい。ピンチで投げ急いだのは反省点」