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(1日、高校野球宮城大会 仙台育英7―2東北)

 仙台育英の右翼手・杉山が守備でビッグプレーを見せた。六回、東北の2番杉沢が右前安打。オーバーランが大きいと見ると、杉山は一塁へ素早く返球した。一塁手の若山がタッチし、アウトを稼いだ。「実は前から狙っていたプレー」と、杉山は胸を張った。

 今春の東北大会準決勝で東北と対戦した時から、「全体的にオーバーランが大きい」と感じていた。だが、その試合ではあえて投げなかった。夏の決勝で出せればいいと思っていたプレーだった。佐々木監督は「杉山だけでなく、若山もボーッとしていなかった。みんなを落ち着かせたプレー」とほめた。

 杉山は5番打者として三回に犠飛を放ち、犠打も2度決めた。準決勝は再試合も含めて2試合で1安打だけ。「準決勝がダメで、バントもあると思っていた。決められてよかった」

 父は左投手としてプロ野球西武などで活躍し、「アンパンマン」の愛称で親しまれた賢人さん。地元の楽天でも投手コーチを務めた。大会前、その父から「最後の夏だから頑張れ」と激励されたという。(伊藤雅哉)

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