【動画】大阪・梅田のど真ん中、地上70メートルの茶屋町養蜂場=井手さゆり撮影
[PR]

 14万匹のミツバチがひっきりなしに巣箱を出入りする。ここは、地上70メートルの茶屋町養蜂場。大阪・梅田のど真ん中、ヤンマー本社の社員食堂の中だ。NPO法人「梅田ミツバチプロジェクト」の小丸和弘さん(52)らが、2011年から始めた。

 ミツバチの行動範囲は半径2~3キロ。淀川の河川敷や中之島公園、大阪城などから蜜を集める。4~5月は、花が次々と変わり、2週間で色も味も劇的に変わる。熱処理をしない無添加の蜂蜜を「大阪ハニー」として販売。JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」には、巣蜜が採用された。

 「都市養蜂家」を名乗る小丸さんは「僕らの活動を見て、屋上やベランダで緑を育てたいと思う人が増えればいい。10万戸集まれば立派な緑化です」と話す。

 同社の社員食堂は土、日曜日のランチ限定で一般の人も利用できる。「大阪ハニー」も販売している。(井手さゆり)