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 原子力規制委員会は2日、日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で6月に作業員5人が被曝(ひばく)した事故の深刻度について、国際原子力事象評価尺度(INES)で8段階のうち上から6番目の「レベル2」(異常事象)と暫定評価した。治療にあたっている量子科学技術研究開発機構は、最も多い人の内部被曝量は50年間で100ミリシーベルト以上200ミリシーベルト未満と算出している。

 INESは原子力事故の深刻度を算出した尺度で、レベル0(尺度未満)からレベル7(深刻な事故)まで8段階ある。今回の事故直後、原子力機構は「肺から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出され、内部被曝量は50年で推定12シーベルト」と発表したが、量子機構の詳しい調べで、体の表面に残っていた放射性物質を誤計測していたことが判明した。

 INESでは、東京電力福島第一原発事故が最悪のレベル7と評価されている。