[PR]

 富士吉田市は、富士山が山開きを迎えた7月の月間登山者数を発表した。8万5874人で昨年同期より3675人(4・5%)多く、昨年までの過去10年間の平均値8万5867人とほぼ同数だった。

 1日あたりの登山者数が5千人を超えた日が4日間あり、いずれも土曜日だった。最も多かったのは15日の6670人。市の富士山課の担当者は「混雑を避ける平準化は進んでいるが、まだ週末登山者が多い」と話す。

 登山者数は、吉田口登山道6合目の安全指導センター前で担当職員が24時間数え、1合目から登った登山者数と合計した。

 一方、今夏から市が安全指導センター前で始めた登山用ヘルメットの無料レンタル(一時預かり金3千円)は利用者が伸び悩んでいる。200個用意したが、月間の貸出数はわずか122個だった。登山者からは「荷物になる」「必要性を感じない」「頭が蒸れる」などの感想が多い。

 市は今後、利用促進のポスターを作り、突発噴火への備え▽多発する転倒や落石事故から身を守る手段▽火山登山の必携用具――といった点をPRする予定だ。