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 プロ野球・巨人の阿部慎之助内野手(38)が13日、広島20回戦(マツダスタジアム)で、プロ通算2千安打を達成した。残り1本で迎えたこの日、九回の4打席目に今村から右前安打を放ち、大台に到達した。今年6月に荒木(中)が達成して以来、史上49人目。プロ17年目で、巨人の生え抜き選手では川上哲治、長嶋茂雄、王貞治、そして1980年の柴田勲に続いて5人目の快挙となった。初安打はプロ1年目の2001年3月30日の阪神戦(東京ドーム)で、二回の初打席で星野伸から二塁打を放った。

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 どっしりした下半身と、しなやかなスイング。中央大学野球部の宮井勝成・総監督(91)は、いまでも20年前の光景をはっきりと覚えている。「すごい子だ。飛距離もすごい。あいつに似ているな」。阿部が高校3年の最後の大会を終え、大学の練習に初めて参加したときのことだった。

 あいつ、とは――。宮井さんは、大飛球を放つ左打者に見入りながら、1人の選手を思いだしていた。そのさらに約40年前。東京・早稲田実高で監督をやっていたころの教え子・王貞治さんだ。後に巨人へ進み、868本の本塁打世界記録を樹立した大打者と阿部のスイングや打席での雰囲気が似ていたという。「しっかりした下半身は王にそっくり。スイングも柔らかいし、高校時代の王より素質は上だなと感じた」

 宮井さんは、一目ぼれした。大…

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