[PR]

 東京都東村山市恩多町の河川敷の土中から3日午前、生後間もない男児が見つかった事件。男児の命を救ったのは、付近の住宅街の住民たちの連係だった。

 3日午前9時半ごろ、現場近くに住む保延務さん(76)宅のインターホンが鳴った。

 「崖の下から赤ん坊の泣き声がする」――。隣人の女性が切迫した様子で助けを求めてきた。女性が自宅前で草むしりをしていると、河川敷から泣き声が聞こえたという。

 保延さんらが暮らす住宅街は、河川敷から約1・5メートルの高台にある。保延さんが下をのぞき込むと、川べりに小さな手のようなものが見えた。「間違いない。人間の赤ちゃんだ。生きている」

 慌てて河川敷まで下りた。土の中から小さな両手と右足首が突き出ていた。土を手で払いのけると、1、2センチ下から青色のタオルをかぶせられ、泣いている男の赤ちゃんが現れた。

 へその緒がついたまま、目を閉…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら