[PR]

 開設から10周年を迎えた山梨平和ミュージアム(甲府市朝気1丁目)は終戦の日の15日、演劇「峠の少女」を近くの「ぴゅあ総合」で上演する。脚本・演出は市内在住の作家水木亮さん(74)。終戦前後の混乱の中、現在の北朝鮮から引き揚げた体験を元に書き下ろした。市内で5日、追い込みの稽古があった。

 終戦当時、水木さんは3歳で、両親、1歳の弟と現在の北朝鮮に住んでいた。敗戦で日本へ引き揚げる際、水木さんは年齢の割に体が大きく、妊娠しており弟も連れていた母親は「置いていこう」と言ったが、「次の峠を越えるまで」と父親はかばい続けた。逃げる途中、父親が一時拘束され、母親が地元の人に金品を出させられたことを覚えているという。

 父親は警察官で生前、「早い時期に日本が負けるという情報が入った。地域の日本人100人ほどにも逃げるように声をかけたが、結局ばらばらになった」と話していたという。終戦の1カ月後に日本に向かう船に乗ったが、弟は船の中で亡くなった。「僕は生き残ってしまった。若い世代に伝えるのが使命」と話す。

 物語は、父母を旧ソ連兵に殺さ…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら