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 戦没画学生の作品を展示する美術館「無言館」(長野県上田市)の館主を務める窪島誠一郎さん(75)の講演会が5日、笛吹市春日居町寺本の春日居あぐり情報ステーションで開かれた。隣接する春日居郷土館で開催中の「わが町の八月十五日展」の20周年を記念する催しで、約100人が耳を傾けた。

 窪島さんは全国の戦没画学生の遺族を訪ね歩いて作品を集め、20年前に無言館を開いた。一点一点は未熟だが、「もっと生きたい、描きたい」という声が作品から聞こえてくるようだという。「絵を描くだけで国賊と言われた時代に、青春を貫き通した若者たちの姿を見に来てほしい」と呼びかけた。

 今年の「八月十五日展」は「出征した人と戦時中の家族の暮らし」がテーマ。笛吹市内の戦没者ら1125人の遺影のほか、金属不足のため陶器で作られた湯たんぽや、日中戦争を題材にした「支那事変いろはカルタ」など戦争中の生活を伝える資料も並ぶ。

 市内の桑原春代さん(75)は…

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