[PR]

埼玉県立伊奈学園総合高校(上)

一人一人の

『花』を咲かせる

 埼玉栄高校、春日部共栄高校と並んで「西関東の御三家」と呼ばれる伊奈学園総合高校(通称「伊奈学」)は、吹奏楽コンクールのみならず、マーチングコンテストでも毎年のように全国大会に出場する強豪校だ。顧問は伊奈学吹奏楽部の第1期生にして初代部長だった宇畑知樹。2017年度の吹奏楽部は実に240人という全国でもトップクラスの大所帯だ。

 部員は、全日本吹奏楽コンクールを目指す「ウインドアンサンブル」、全日本マーチングコンテストを目指す「マーチングバンド」、全日本高等学校吹奏楽大会 in 横浜を目指す「コンサートバンド」の三つに分かれ、それぞれの目標に向けて活動する。どのバンドがレギュラーといった位置づけはなく、「すべて平等」というのが宇畑の方針。部員たちは自分のやりたいバンドを選んで取り組むことができる。

     ♪

 伊奈学には部長に相当する「四役(よんやく)」という役職がある。文字どおり4人のリーダーがいるのだが、その一人、トランペット担当の3年生志鶴美涼(しづる・みすず)は、マーチングバンドのメンバーとして高校生活最後の1年を過ごすことに決めた。

 マーチングコンテストは1団体最大81人の構成で、6分間の演奏演技で競う。大阪城ホールで行われる全国大会高校以上の部には25団体だけが出場できる。

 美涼が伊奈学に入ったのは、全日本吹奏楽コンクール全国大会へのあこがれからだった。日本中の吹奏楽部員が夢見る「吹奏楽の甲子園」の舞台に立ってみたかった。だが、入部直後に生まれて初めてマーチングを体験したとき、美涼は驚いた。

 「こんなに動き回りながら演奏できるんだ!」

 マーチングの面白さに目覚めた…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら

こんなニュースも