[PR]

 祝儀袋や香典袋などの帯ひもとして飾られる「水引(みずひき)」。古くから儀礼的な場でなじみがある日本の文化を、もっと日々の暮らしに溶け込ませたい。福岡市の水引デザイナー長浦ちえさん(38)は、豊かな表現力で新しい風を吹き込む。

 福岡市東区の香椎宮では、社殿の大きな看板が参拝者の目を引いている。

 基になった作品は幅約60センチ。赤みがかった屋根や朱色の柱、緑の木々など、50色近くの水引を細かく切って接着剤で紙に貼り付けて表現した。

 このほか、歌手一青窈(ひととよう)さんのアルバムのデザインを手がけ、母校・福岡女学院の創立130周年記念行事では油絵のようなバッハの肖像画も制作した。

 水引を自由自在にアレンジし、「伝統を守りながら、時代が許容する瀬戸際を攻めたい」。ブローチやブックマーク、干支(えと)をモチーフにした飾りといった生活に寄り添う雑貨テイストな趣は、従来の伝統美とは違った味わいがある。

 水引の歴史は遣隋使の時代にさかのぼる。隋の使者からの贈り物に、紅白の麻ひもがかけられていたことに由来するという。

 水引との出会いは運命としか言…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら