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特派員リポート 乗京真知(イスラマバード支局長)

 今年で建国70年を迎えるパキスタンで、5年の任期を全うした首相は、一人もいないのだという。クーデターに遭ったり、解任されたりと意に沿わぬ形で退場させられている。首相3期目で支持率の高かったナワズ・シャリフ氏(67)も7月、カネにまつわる疑惑に足をすくわれて辞任に追い込まれた。パキスタン政治はなぜこうも不安定なのだろうか。

 よく挙げられる理由は、せっかく政権を取っても、その機会を台無しにする政治家の腐敗ぶりである。有力者の地盤だけに橋がいくつも架かるなど相変わらず袖の下がものを言う政治に、人々は愛想を尽かせている。公共工事のキックバック率にちなんで「ミスター・10%」と呼ばれ、汚職から殺人まであらゆる罪に問われたザルダリ元大統領は、いまだに野党第1党の重鎮として幅を利かせている。与野党ともに醜聞が絶えず、政治不信を生み続けている。

 調査会社ギャラップ・パキスタ…

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