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 第99回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)は台風5号の影響で1日延期され、8日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。午前9時からの開会式で山梨学院は、山梨大会の優勝旗を持った栗尾勇摩主将(3年)を先頭に入場行進をした。選手たちは腕を振り、力強く甲子園の土を踏みしめた。

 行進の際に「イチ、ニー」と声をかけたのは中尾勇介選手(2年)。「行進だけじゃなく声がけもできるなんて、2倍幸せです」。昨年は山梨の寮のテレビで開会式を見守った石井友樹選手(3年)は、「観客が多くて感動した。あとは練習してきたことをやるだけ。楽しみたいです」。

 観客席では保護者も見守った。昨年も出場した広瀬巧真選手(3年)は、父好伸さん(53)の三男。長男の周平さんは2010年に、次男の克弥さんは13年に日川の選手として夏の甲子園に出場した。兄弟で計4度目の甲子園だが、好伸さんは開会式を見るのは初めて。「感無量です。1人では来られない場所。2人の兄もそうですが、良い仲間に恵まれました」と晴れやかな表情を見せた。

 選手たちは午後、奈良県内で打撃を中心に初戦前の最後の調整をした。吉田洸二監督は「調子は山梨大会前より上向き。うちの持ち味が出せれば」と話した。

 山梨学院は9日午後1時から群馬代表の前橋育英と対戦する。(野口憲太)

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