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 酒のつまみとして、チーズの人気が上がっています。ワインやハイボールだけでなく、ビールやチューハイが進むような商品も出てきました。

 大阪市淀川区のライフのチーズ売り場には、ベビーチーズや6Pチーズといった定番商品が並ぶ。輸入チーズの品ぞろえも増やした。専門知識を持つ「チーズプロフェッショナル」の資格を持つ店員も店頭に立つ。同社によると、昨年度のチーズの売上高は、前年比で1割増。担当者は「ワインブームで、売り上げが伸びている」と話す。

 調査会社の富士経済によると、市販用チーズの市場規模は2017年に1960億円となり、5年前より約17%伸びる見込みだ。同社は「つまみ向けの需要が増えている」と分析する。

 最近は「ビール離れ」と言われる一方、ワインやハイボールを飲む人が増え、チーズ人気を後押ししている。雪印メグミルクが昨年、「家飲み」でよく食べるつまみを調べたところ、チーズは、ワインとハイボールで1位、ウイスキーで2位だった。やはり、ビールでは、枝豆や揚げ物、刺し身、ハムに負けて5位、チューハイでも5位にとどまる。

 だが、日本ハムは数年前から、ビールやチューハイに合うようにと、めんたいこ味や枝豆味のベビーチーズを販売し、人気だという。伊藤ハム米久ホールディングスも「ベルキューブ」からビールに合わせた商品を売り出している。メーカーとしては、できるだけ幅広いお酒を飲みながら、チーズを食べてもらおうとしている。

 アサヒグループホールディングス生活文化研究所が6月に実施した調査によると、「家飲み」の頻度について「週2日以上」と答えた人の割合は計75%だった。ここ数年、同様の高い割合で推移している。つまみとして、チーズが選ばれる機会がさらに増えるかもしれない。(新宅あゆみ)

サクラのチップで薫煙

 日本ハムが子会社の宝幸から発売している「ロルフ スモークチーズ」は、チェダーチーズを100%使っている。サクラのチップを使って薫煙して、香り豊かな味わいに仕上げたのが特徴だ。180gで、700円。めんたいこ味(120g、500円)もある。

ぴり辛 さけるチーズ5種

 雪印メグミルクの「雪印北海道100 さけるチーズ とうがらし味」は、フレッシュタイプのチーズを辛み成分のある調味料に漬けて、ぴりっとした辛さとうまみに仕上げた。50g(2本入り)で、210円。バターしょうゆ味、ローストガーリック味など、全5種類ある。

風味 ビールにぴったり

 伊藤ハム米久ホールディングスの「ベルキューブ ビールセレクト」は、フランス直輸入のキューブ型のチーズ。ビールに合う「ハム&ハーブ風味」、「スモークチーズ風味」、「オニオンチップ入り」の計3種類を詰め合わせた。125g(24個入り)で、498円。「赤ワインセレクト」や期間限定の「パーティセレクト」などもある。

薄型 うまみと香り濃厚

 明治の「明治北海道十勝スマートチーズ」は、乳酸菌を熟成させる独自の技術によって、濃厚なうまみを楽しめる。つまみやすいようにチーズを薄型のひとくちサイズにした。「かおり濃香パルメザンブレンド」と「うまみ濃厚チェダーブレンド」の2種類がある。いずれも90g(8個入り)で、325円。

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