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 身体障害者にとって、自動車は移動に関するバリアーをなくしてくれる有益な存在だ。手足がうまく使えなくても車を乗りこなすには、どんなツールがあればいいか。川崎市の「ニコ・ドライブ」は、自ら車いすを使う神村(じんむら)浩平社長(33)の経験や思いから、製品開発を進めている。

 神村社長は16歳の冬、バイク免許を取得して2週間で交通事故に遭遇。脊髄(せきずい)を損傷し、車いす生活になった。職業訓練校に通って一般企業に就職したものの、配置されるのは管理部門ばかり。不満が募り、転職を重ねた。

 車いすではタクシーやバス、電車での移動がとても不便で苦痛だった。車を自在に使えれば、障害者と健常者の格差が縮まる。そんな思いで探していると、ある製品が目にとまった。

 空気入れに似たパイプ状ツール…

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