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 資源エネルギー庁は9日、北海道のNTTドコモの携帯電話利用者全員に「本日北海道電力管内で、電力が著しく不足しています」として節電を呼びかけるテストメールを誤って送信したと発表した。実際は電力不足にはなっておらず、約40分後に訂正のメールを送ったが、誤送信先は約200万件にのぼった。

 メールは9日朝に一斉送信された。「(テスト:緊急)電力需給ひっ迫」という件名で、午前10時~午後6時の電気製品の使用を控えるよう呼びかける内容だった。電力不足に備える訓練として北海道の一部の報道関係者に送るはずだったが、担当者が送信先を誤り、送信後にミスに気付いたという。

 訓練は2013年から毎年行っていたが、作業手順を示したマニュアルはなく、担当者間で口頭で引き継がれていた。同庁の日下部聡長官は同日会見し、「多大なご迷惑をかけたことについておわび申し上げたい」と謝罪。今後、送信前に複数の職員で確認をするなどの再発防止策を検討するとした。