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 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、GPS(全地球測位システム)の精度を高める測位衛星「みちびき3号」を載せたH2Aロケット35号機を、12日午後に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。11日午後に打ち上げる予定だったが、天候悪化が予想されるため1日延期した。

 みちびきは米国のGPSを補う信号を送る衛星。GPSと一体で利用すれば、10メートル前後とされる従来の測位の誤差が数センチになるという。3号機は静止衛星で、日本のほぼ真上(準天頂)を通る準天頂衛星3機とあわせて、来年度から24時間使えるようにする計画。政府は年内に4号機を打ち上げて4機体制とし、高精度な位置情報を提供する日本版GPSの構築を目指す。