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 福島県大熊町の東京電力福島第一原発の敷地内で10日午前7時半ごろ、駐車場の拡幅工事をしていた作業員が地中から不発弾のようなものを発見。自衛隊が回収した。第一原発では廃炉作業が行われているが、原子炉建屋からは西に1キロ余り離れており、廃炉作業に影響はないという。

 県警双葉署によると、物体は金属製とみられ、全長約85センチ、直径約15センチの円筒状。自衛隊によると、旧日本軍が残した50キロ爆弾とみられ、爆発の可能性はないという。大熊町によると、周辺にはかつて旧日本軍の飛行場があった。

 現場は、東電の新事務本館から北西に約350メートル。安全のため、半径200メートルの範囲で一時立ち入りを規制した。第一原発が立地する大熊町と双葉町は、全域で住民の避難指示が続いている。(池田拓哉)