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 「個人的には西の方の出身なのでびっくり……」。広島市出身の小松弥生・埼玉県教育長が記者会見で驚いた表情を見せたのは、公立高が男子校と女子校に分かれる「男女別学」だった。全国的には「絶滅危惧種」だが、関東の一部を中心に残る。なぜなのか。

 「いろんな学校がある中、別学という選択肢があってもいい。社会に不都合や問題を起こしているわけでもない」

 1895年創立の男子校、埼玉県立浦和高の藤野龍宏・同窓会事務局長(65)は共学化に反対だ。茨城県古河市までの約50キロを7時間以内で走る「強歩大会」や臨海学校での遠泳など、長く続く伝統行事が多い。藤野さんは「共学化で伝統行事が続けられるのか。『らしさ』が失われるのが心配だ」と話す。

 一方、亀田温子・十文字学園女子大名誉教授(ジェンダーと教育)は「建学の精神に基づく私立と違い、公の制度である公立高が性別を理由に入学資格を与えないことは社会的公正さを欠く。男女別学が残ることは、多様性を認め合う力が必要とされるこれからの社会に適するのか」と疑問を呈する。

 共学化を求める大学教授らのグ…

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