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 東海随一の繁華街、名古屋市中区の「錦三(きんさん)」地区。ひと頃よりも少し、街がきれいになったと思いませんか? 景観を美しくしようと、建築物やごみ処理の基準を定めた「景観協定」が錦三にできてから30年。その理念は、住民やボランティアらによる様々な美化活動に波及し、徐々に効果が出ている。目指すのは、東京・銀座や大阪・北新地にも負けない「高級感」ある街づくりだ。

 市によると、協定は1987年の締結。市内の電線地中化計画を契機に、錦三地区でも景観への関心が高まり、市の助言を受けて住民らが自ら作ったという。協定は現在は10年ごとに更新されており、先月で30周年を迎えた。

 協定は「錦三丁目地区の都市景観をよくする会」事務局が管轄する。区域内で新たに建物の建築や広告の掲示をしようとする場合、設置主らは、それらが街の雰囲気にふさわしいデザインかどうか、事務局と事前の協議が必要だ。例えば、風俗店の広告について「女性モデルの肌の露出をもう少し抑えて」と事務局が依頼し、変更したこともあった。

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 協定の理念に賛同する人たちにより、美化運動に広がりが出ている。

 7月25日午前6時。人通りのまばらな錦三で、「名古屋掃除に学ぶ会」の安藤友治代表(55)らメンバー約30人が路上のガムを落とし、植え込みの空き缶を拾った。1時間でごみは約20袋に。これでも、10年前と比べれば「格段に減った」という。

 安藤さんが会を設立したのは2…

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