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 戦争前の1935年に沖縄で撮影された写真を展示する「写真展 よみがえる沖縄1935」(朝日新聞社、沖縄タイムス社主催)が19日から、東京・築地の朝日新聞東京本社2階コンコースで始まった。9月14日まで、入場無料(同10日は休み)。

 写真は、大阪朝日新聞(当時)のカメラマン藤本護氏が撮影。ネガが朝日新聞大阪本社で見つかり、277コマをデジタル化した。記事の相互提供や人事交流をしている沖縄タイムスに写真を提供。共同企画とし、沖縄タイムスの取材で多くの場所が特定され、当時の様子が詳しく分かった。沖縄戦で戦前の写真の多くは焼失しており、貴重な写真群だ。朝日新聞デジタルで写真が掲載されると評判となり、累積PV(ページビュー)は1800万PVを超えた。また写真集「沖縄1935」(朝日新聞出版編)も緊急出版された。

 写真展は2部構成。8月19日から9月1日までの第1部は、主要な写真計18枚をA1サイズの特大パネルで紹介。第2部(9月2日から14日まで)では、撮影地別の写真や、物語ごとの組み写真を展示する予定。両社の紙面も展示されている。今月25日は午前11時から、沖縄物産企業連合主催の物産販売会もある。

 19日に来場した川崎沖縄県人会の比嘉孝会長(69)は「軌道馬車をはじめ、初めて見る写真がほとんど。親から聞かされていたことが、実際の写真を見て、本当にそうだったんだと確認できた。多くの人に見てほしい」と話した。

 会場は午前8時から午後10時まで入場できる。第1部、第2部とも最終日は午後3時まで。期間中の日曜日の閉館は午後7時すぎ。写真展の問い合わせ先は、朝日新聞フォトアーカイブ 03・5541・8138(平日午前10時から午後9時)へ。