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 香港の民主党員の男性が「中国の国家当局者」を自称するグループに一時監禁され、暴行を受けたと主張した問題で、香港警察は15日、虚偽情報を流して警察の捜査を誤った方向に導いた疑いで男性を逮捕した。

 男性は元同党幹部の林子健容疑者(42)。林容疑者は11日に会見し、10日夕、香港の繁華街で男たちに連れ去られたと主張。だが、付近の監視カメラが路上を歩く姿をとらえるなど、証言や行動に不審な点があることから警察は狂言の疑いがあるとみて捜査していた。今後、動機などについて詳しく調べるとみられる。

 林容疑者は、闘病中の中国の人権活動家、劉暁波(リウシアオポー)氏を励ますため、サッカーのスペイン1部リーグのバルセロナから、劉氏が好きだったメッシ選手のサイン入り写真を入手。先月、劉氏が亡くなったため、妻の劉霞(リウシア)氏に写真を渡そうとしていた。

 民主党は「今後、調査結果を公表する」としている。(益満雄一郎)

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