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 増加する遺産相続のトラブルを防ごうと、弁護士がつくるNPO法人が、短編ドラマ「ラスト・メッセージ~家族に残す最期の言葉~」をつくった。死期が迫った男性と家族の姿を描きつつ、遺言書の作成方法を紹介する。全国の自治体や金融機関から希望を募り、上映していく予定だ。

 ドラマは約40分。病気がわかった高齢男性が日付や押印のない自筆の遺言書を作成するが、弁護士から無効と告げられ、公証役場で「公正証書遺言」を作り直す。死後に開封された遺言書では、家族には秘してきた前妻との間に生まれた息子への思いが明かされる。

 「私にとって(前妻との息子は)お前たち同様、大事な家族だということをわかってほしい」。遺言書には、疎遠だった前妻との息子にも遺産を残したい、との希望がつづられていた。

 「みんなが笑っている姿を想像し、遺言を残します。お盆にまた会おう」。この遺言書に沿って、円満な遺産分割が進むとの筋書きだ。

 NPO法人「遺言・相続リーガルネットワーク」(東京都千代田区)が、制作会社の脚本を監修。大学生の孫を演じた元「モーニング娘。」の小川麻琴さんは「普段触れることのない問題について、分かりやすいドラマです」と紹介した。

 NPOは2008年から、各地…

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