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 東京都内の病院で暴れて警備員にけがを負わせたとして、警視庁は18日、プロ野球・巨人の山口俊投手(30)を傷害と器物損壊の疑いで書類送検した。山口投手はこの日、記者会見を開き、「自分の軽率な行動によって重大な問題を起こしてしまった。心よりおわび申し上げます」と謝罪。被害者とは示談が成立しているという。

 球団は山口投手に対し、今季終了までの出場停止と、トラブルを起こした7月11日から11月30日まで、1日につき年俸の300分の1に相当する罰金および減俸の処分をすると発表。総額で1億円を超えるとみられる。

 球団によると、山口投手は7月10日夜から翌11日にかけて都内の飲食店で友人と酒を飲んでいた際に右手甲を負傷。酔った状態で病院に行き、扉を壊したり男性警備員を負傷させたりした疑いがある。「けがをさせたつもりはなく、ドアを蹴った記憶もない」と当初は球団へ報告していなかったが、会見に同席した石井一夫球団社長は「契約解除も考えた。だが、いまは本人は深く反省している。もう一度チャンスを与えたい」と説明した。

 山口投手は昨オフにDeNAから3年契約で巨人へ移籍。今季は4試合に登板して1勝1敗、防御率6・43だった。