【動画】H2Aロケット35号機、仕切り直し打ち上げに向け機体移動=横田千里撮影
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 機体の不具合から12日に予定していた打ち上げを当日に中止し、作業をやり直していたH2Aロケット35号機が19日未明、鹿児島県の種子島宇宙センターで再び発射地点へ移動し、最終準備に入った。打ち上げは19日午後2時29分の予定。

 35号機はGPS(全地球測位システム)の精度を高める測位衛星「みちびき3号」を搭載。19日午前0時半ごろ、組み立て棟から姿を現し、約500メートル先の発射地点へ約25分かけて移動した。早朝に液体燃料の注入が始まる。

 12日午後1時40分に打ち上げる予定でいったん発射地点に移動したが、最終点検でエンジン関連のバルブを動かすガスが漏れているおそれが出たため、機体を組み立て棟に戻して原因究明を進めていた。

 18日午後に会見した三菱重工業によると、ガスをためるタンクを組み立てる作業で部品に直径0・5ミリほどの異物が付着し、そのすき間からガスが漏れ出ていたのが原因。部品を交換・点検し、漏れのないことを確認したという。(江崎憲一)