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 赤城乳業(埼玉県深谷市)が、8月上旬から主力の「ガリガリ君」や「ガツン、とみかん」などの生産を前年同期より1割程度減らしていることが18日、わかった。東日本の太平洋側を中心に雨の日や肌寒い日が続き、販売が振るわないためだ。他の製菓大手も、減産には踏み切らないものの苦戦している。

 同社によると、関東地方が梅雨明けした後に暑い日が続いたため、本格的な需要期の8月に備え、7月中旬に前年同期比10%超増産した。だが、気温は上がらず、7月下旬~今月18日の売り上げは10%超減。「在庫が増えすぎないよう、販売予想との差を埋めるため減産を決めた」(担当者)という。

 日本アイスクリーム協会によると、気温が22~23度になると乳成分の多いアイスクリームが売れはじめ、30度超になると乳成分が少ない氷菓やかき氷が売れるという。「ガリガリ君」などは氷菓に分類される。

 「雪見だいふく」などが人気のロッテは、8月前半の関東での売り上げが1割減。「ピノ」や「パルム」が主力の森永乳業は「8月は苦戦している」(広報)。「スーパーカップ」などが人気商品の明治も「動きはあまり良くない」(同)とする。ただ、いずれも減産するほどではないという。(牛尾梓、植松佳香)

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