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 「最も危険な男」「トランプ氏の頭脳」「影の大統領」――。18日に更迭されたスティーブン・バノン前大統領首席戦略官・上級顧問(63)には、そんな評がつきまとっていた。昨年の米大統領選から選対責任者としてトランプ陣営に加わり、エスタブリッシュメント(既得権層)への敵視をむき出しにし、排外主義的な「米国第一」をトランプ大統領に振り付け、影響力を行使していたからだ。

 バノン氏の経歴はユニークだ。米バージニア州の労働者階級の家に生まれた。海軍将校を経て、ジョージタウン大で安全保障を学び、ハーバード・ビジネススクールでMBA(経営学修士)を取得。金融大手ゴールドマン・サックスにも在籍していた。メディアへの融資をしたり、映画作成に関わったりするなど、その職歴は実に多彩だ。

 労働組合好きで、民主党びいきの家に育ったバノン氏だが、海軍将校時代に、インド洋に駆逐艦の乗組員として派遣された。在イラン米大使館で人質事件が起き、軍事行動を念頭に置いた派遣だったが、当時のカーター大統領(民主党)が決断できずに駆逐艦は帰港。民主党政権に失望し、「転向」して共和党のレーガン氏に傾倒。後にレーガン氏をたたえる映画まで作成した。

 さらなる転機は、2008年の…

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